2024/12/14
今朝の読売テレビ「ウェークアップ」に福永さんが堂々登場。職人の難しさを語りました。登場時間はおよそ一分。
番組では、大工職人の給料が少ないのが、不足につながるというストーリーで、プレカット率の上昇で大工仕事が減少したことも原因だとしていました。
しかし、私が決定的にだめだと思っているのが、「住」を買い物にしてしまったことで、セーフテイネットとしての「住」の担い手が大工職人だととらえていないことだと思っています。
それが、災害時に顕著となってしまいます。地域に密着して家のメンテナンスを担っていたものを、新築で造作ではなく、工作者にしてしまったことが最大の原因で、地域の担い手として消費者と向き合うことがなくなってしまい、感謝されることがなくなってしまった。分譲住宅では、誰が建てたかもわかりません。身近に大工職人がいなかったら、減少するのも当然です。